社長挨拶

MESSAGE FROM THE PRESIDENT

「感動体験を創造し続ける」というミッションのもと、幅広いフィールドでエンタテインメントを提供するセガサミーグループの中で、わたしたちトムス・エンタテインメントは、アニメで世界をもっと元気にカラフルにしたいという志を胸に、アニメの制作を軸としたビジネスを展開しております。

わたしたちが「将来的にこうありたい姿」としてビジョンに掲げているのは、「世界を夢中にさせるアニメーション創造企業」です。わたしたちの強みは「アニメを創り出せること」に尽きるのですが、アニメを作ればそれで終わりではなく、作ったアニメを世界中に届け、たくさんの人に見ていただいて、驚きや笑いや感動という形で見た人それぞれの心を豊かにして初めて価値を生むことができるのだと考えています。

トムス・エンタテインメントは、1964年の『ビッグX』を皮切りに、半世紀以上にわたって『ルパン三世』『それいけ!アンパンマン』『名探偵コナン』など、実に数多くの、さまざまなジャンルのアニメを作ってきた「制作会社」でした。

しかしながら、先に述べたようにアニメは作るだけでなく、届けるプロセスも大切です。そこで、近年わたしたちは自ら資金調達して新作アニメ企画をプロデュースし、その作品を世界中に届けられるよう営業し、アニメから生まれたIPによるマーチャンダイジングも手掛けるというアニメ制作を中心としたあらゆる可能性にチャレンジする会社に生まれ変わり、事業領域を拡げつつあります。

100年を超える歴史がある日本アニメですが、歴史が長い分だけ作り方も労働環境もアナログな労働集約型のままですし、アニメ制作会社は作った作品でビジネスが成功しても利益が配分されにくい仕組みの中でやってきました。しかし、そういった日本アニメ産業の仕組みには限界が来ています。この現状を打破すべく、トムス・エンタテインメントでは「作り方改革」「産業構造改革」「人づくり改革」を3本柱に、「アニメSDGs -2030年までに持続可能な日本アニメ産業の未来を創る-」という構想を掲げて、わたしたちを取り巻くさまざまな課題の解決にも取り組み始めました。

もちろん自社の発展も大切ですが、同時に日本アニメ産業全体の持続・発展を目指すことで、これからも日本アニメが世界を夢中にさせ、たくさんの感動体験を創造できる未来の実現に向けて、トムス・エンタテインメントは挑戦し続けます。

株式会社トムス・エンタテインメント

代表取締役社長

竹崎 忠


株式会社トムス・エンタテインメント

〒164-0001
東京都中野区中野3丁目31番1号
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